2018年05月21日

お陰さまでございます♪



皆さま
お忙しい所お運び頂きまして
本当にありがとうございました。
お天気に恵まれ
温かいお引き立てに恵まれ
お気持ちいっぱい頂き
心から御礼申し上げます。
きものみち もうすぐ49年
お陰さまで今日がございます
今後とも変わらずご指導頂きますよう
宜しくお願い致します。
皆さまお健やかにお過ごし頂きますよう
お祈り致しております。



 
ギャラリー森の響にての
つむぎ物語 帯締め 帯揚げ 掛け軸展
本日21日にてご好評頂き終了致しました。
時間に間に合わなかったお客様には
誠に申し訳ありませんでした。
又の機会にぜひともご覧くださいませ
小物等揃えておりますので、遊びがてら
青い屋根の普通のちいさな家屋に
ご来店下さいませ。
 



春は木々の芽吹きいろ・・・
夏はみどりあふれる満々 いろ・・・
秋は枯れた木々の哀愁 いろ・・・
冬は機織り筬の 音・・・
四季折々を布に託し 自然のいろ 贈り物
守る機織りの技 ここにいます。


青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 18:19Comments(2) 紬のお話

2018年05月22日

忙しい毎日・・・


広い空地に
アイドルたちの歌声♪
こんな所で逢うなんて・・
青い空の下でコンサートね
感激です・・・
昔 畑だったような 気がする・・・
久しぶりの道 懐かしい道
自由に 踊ってる・・・ おどってる・・
なんと愛らしいのでしょう・・
きょうの 晴れの日
忙しい中に ラッキーでした
楽しかったです  またね・・・
ありがとう・・・・♪



草木染 つむぎ物語


格子の模様に織りあげた
つむぎは玉ねぎ 桜 藍 栗
時間かけて、気合い入れて
染めた逸品です
柔らかな雰囲気は年齢
幅広くご利用頂けます


長い年月も着用されて
30年後40年後に
いっそう大事に思えるほど
愛着がわくのは100%
心込めた仕事技の
布だからなのです。
一枚身体にまとうと、
不思議と母の
思いがつのります。


つむぎが好きなのは
こつこつの仕事が見えて
温かみを感じるからです
何度洗い張りして
仕立て直しても
ちゃんと又着用できるのです
感覚的に、いまいいなと
思う物を思い切って着る
楽しい気分になることでしょう
長野県みさやま紬を
お引き立て下さいませ。











始めて
買ったチョコレート

展示会中
お疲れ休みに
1個、2個 お口へ
ものすごく 美味しかったです(笑)
病み付きになりそうです(笑)
お土産のお菓子も遠慮なく頂きました。
えるちゃんが作って下さったシホンケーキ
あっと言う間になくなりました(笑)
美味しかったでーすぅ・・・・
ありがとうございました




青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 19:47Comments(2) 紬のお話

2018年10月21日

故郷からのたより・・



晴天の日 庭で少し準備仕事
ここにお花咲いてね・・
ここで球根お過ごしなさいな・・・
土を掘り起こし 光にあてる
朝の  いっぱいの輝きに
今日もありがとうございます
始まりは やっぱり嬉しいな・・・
始まりは いつも 膨らむゆめ
どんなに どんなに走っても
今ここにいる私に
優しい語りかけに うれしいです





長野県みさやま紬


市松模様草木染
これからの季節
風合いが大事です
着てみて解る軽やかさは
確かに 軽く 草木染の香りが
するようで、嬉しくなります


無地かポイント柄の
帯を締めて
頂きますと着物が
いっそう引き立ちますね

手織ならでは優しい
雰囲気です
一機に渾身込めて
織り上がりました


















仕立て直しのお話


元はクリーム色でぜんまいが入った紬に
おうど色をかけました
ピカピカ艶の紬
縦縞が有りますが、遠くから見ると無地に見えます。
似た色仲間であわせています。
変わりちりめんの染め帯を締めています
もう大分古い着物ですが、単衣仕立ての着物を
数年前に色掛けして袷に作り直しました
この頃ひんやりするので、昔懐かしい着物が
役立ちましす
紺屋の白袴と言いますが 呉服屋と言っても
なかなか新しい物は下ろせませんので 私は
活かす 事をお知らせしたくて
こうして着ています。

織のきものでも色掛け染はできますので
ぜひご参考になさって下さい
昔の糸はしっかりしていますので意外と
出来栄えもよく、お値打ちにできます
捨てる前に、見直して頂けると嬉しいです。
何時でもお電話お待ちしております




青い屋根の普通のちいさな家屋から発信
  


Posted by おかあさん at 18:20Comments(2) 紬のお話

2018年11月14日

行ったり、来たり 走り回る・・・・日々



高速道路春日井インター降りて
お得意さん近く
お花のオンパレード
思わず車を止めました・・
少し冷たい空気が
お花には いいのかもしれないのかな
そう思いました・・・
長々とお話が続いて夕暮れ時
夕焼けの高速を名古屋インターへ
その足で日進市赤池迄伺い
風を引いてやすんでおられましたが
櫻園さんの 芋ないろは
今日も ここでも 活躍でした・・・



草木染真綿紬着尺




軽くて
温かいきもの
真冬に着用されますと
いかに温かいか
理解して頂けます
なんでもない格子模様を
手織でコツコツ織り上げました




帯びは染め帯
紬帯 合わせやすく
街着 お食事等
ふだんお稽古着に
如何でしょうか






















むかーし むかし
在る所に やさしいおじいさんがいました・・・



15年前の絵本が
本棚からでてきました
すてるに捨てられない
思い出のえほん
孫がとまると、
必ず読み
聞かせした一冊
やっぱり 
もう一回読んで
 しまおう~・・・・(笑)





青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 18:26Comments(0) 紬のお話

2020年01月20日

つむぎものがたり


じいいさん
この頃着物を着ないねー
そうだなーぁー
私もしばらく着てないけどね
と 話しているかのようです・・・
  
お正月も最近では和服で参拝の人を
あまり見かけませんね
更に紬となると、なおみられません
先日地下鉄で昭和を感じる羽織を洋服に
合わせて羽織っている人をみましたが
それは楽しい使いかたでした。

和装文化が寂しい昨今久しぶりに
着物についてお話したいと思います

本場泥大島
白く見えるところは
そう絣になっていて
織子さんにとっては
苦難極まる技術が
必要といされる
作業工程です

大島の特徴知識

*雨にぬれても縮みません 
 テーチ木と泥で
 揉み染した大島は
 糸が程よくこなされ、
 見るからに温かそうで
 ふっくらしていますので
 水にぬれても雨の日でも
 安心して着て頂けます



軽く温かい
優しい風合い
本場大島ならではの
織ぐあい 出来くあい
着用して頂き
納得できる布世界です









これから時々大島紬について
お話をさせて頂きます
しまい忘れて白く カビ たり
シミ が出来たりしてましたらご相談を承ります
先にお電話頂けるとありがたいです



青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 18:57Comments(0) 紬のお話

2020年01月22日

趣味に膨らむ



老爺柿(ろうやかき)
なんとしゃれた名前がついているのかしら
ゆっくり見ると そうかぁー
男性の老人なのね ・・・
小さな冬の風景・・・・

この作品はミニ盆栽とは
言わないそうで お家の庭に
お留守番していました
作品展が終わられて
やっと奥様にお会いできました♪
お客様の趣味は ミニ盆栽
本当に可愛いくて
座卓に乗せて有ったりしてお楽しみです♪
庭の棚にたくさんの作品が有ります
「一つ持って行く?」と
お勧め頂きましたが
「とても守が出来ません。ここで見せて頂きます」と・・・・
やっぱり頂いた方が良かったかなー
あの小さな盆栽・・・・・にっこり
心穏やかになれた時間でした♪


本場泥大島紬ものがたり(2)
(参考資料 室町の加納 許可済み)
古代には多ね夜玖(たねやく)と呼ばれた
奄美大島諸島は 夜玖(やく) と言っていました
現在の種子島 屋久島は当時の呼称が残った
物と言われています


奄美や、沖縄の
人達は反物を織り上げても
自分たちは身に付ける
事はできませんでした
彼女たちは17・8歳から
22.3歳の
結婚適齢期になると
「ハチュキー(針突き)」地元の
人々が言うところの
入れ墨を専技術者に
謝礼を払って両手に
彫る事が風習でした
この説は明治時代の
初年頃で内地の女性が
「お歯黒」をするのと同じです
この入れ墨について模様には
2本横棒は箸で
十に点が四個は米を表している等
織子たちの切ない話がありますが
詳しい事はまたの機会にしますね
明治政府は維新後あらゆる入れ墨を禁止しましたが
沖縄 奄美に関しては特別な事情で明治30年まで
禁止を延期しました 
生活の足しに働く当時の彼女らに敬服しますね

青い屋根の普通のちいさな家屋から発信
お知らせ
二月~三月の期間大島紬の特別ご覧頂く会を
予定しておりますのでご案内が届きましたら
宜しくお願い致します。
  


Posted by おかあさん at 20:31Comments(0) 紬のお話

2020年02月01日

大変なニュースの日々に



屋久杉と こどもたち♪
そんなに高価な物ではありませんが
可愛いこどもたちの風景に
求めた額が
毎日の暮らしの中にあり
眺めては こどもたちは大丈夫かしら
世界中に広まるウイルス
早く消えてほしいのです・・・・
祈るばかり・・・です



本場泥大島紬のお話(3)


























この大島の織子さんは
相当の手仕事人ですが
昭和の頃活躍した人の作品
2度と織れないほどの
織の技 匠技の物です

昔の女性たちは12、3歳になると
機を織り始めた15~24、5歳の年頃の女性が
織った反物は女性の気力が盛んなので
上品で力強い反物に織上がり、反対に
歳老いた人が織ると反物は機面に(反物)光沢がなく
品質が落ちて見えると言われました
極品の誂え物は其品によく慣れた若くて勢のある
上手な織姫を選んで織らせました
それぞれが日夜織り技術向上を願い織に励みました。



青い屋根の普通のちいさな家屋から発信
にっこり笑える笑顔汗

一年ぶりくらいに 求めました(笑)
大好きで一時はまってました(笑)
勿論すぐ なくなりました・・・爆笑
素朴な味に癒されて安い物ですね
これで紅茶が又良く合いました・・・(笑)
ひとときの癒し時間・・・・・・  


Posted by おかあさん at 18:02Comments(0) 紬のお話

2020年02月03日

本格的なお話です♪



通り道 知り合いの花壇に
かわいい ワンちゃんがいました
ご主人にお願いして
写してきました♪
こんな優しい所があって
癒されて 嬉しくて ・・・・
毎日の空気が爽やかに
今日から暦では春 はる・・


本場泥大島のお話
参考資料 室町加納許可済み


大島の種類

泥大島
テーチ木(しゃりんばい)
泥染法

泥染めならではの渋い
光沢と、しなやかさを持ち
黒地に薄茶かかった
白かすりで柄模様を
表しています
泥染原料による
泥田は奄美大島
特有です




泥藍大島
昭和9年頃開発されました
植物藍で染めた糸を織締加工をし
これをテーチ木泥染により染織した物です
地色は渋い黒地になり
絣部分は藍色で表現されました

藍大島
昭和8年頃鹿児島側を主産地として
登場しました
植物のみで染色した大島です
紺地の地色に絣模様は
水色濃淡使いですが、今ではあまり
生産されていません







軽くて暖かいお召し物
この1枚が何代といき続き
織物としてはそれ高級であり
どなたが着用されても
素適に品よくお似合いです
2月10日からご案内を
発送させて頂きますので
お気軽にご覧くださいませ










青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 14:26Comments(0) 紬のお話

2020年02月04日

暖かい日ですね・・



今年の大寒は雪が
降りませんでしたね
それから冷たい雨も
余り降らず・・・
良いのか悪いのか
木々や畑のお野菜や
ダムの水 川の流れ
自然の恵みに丁度いい事は
なかなか難しいですね
人が生きていく道に
どうしても自然の恵みが大切
それらを心から感謝したいですね
いつもありがとう・・・ですね



本場泥大島のお話(6)


粋で品ある
大人の模様
この一枚が有れば
帯次第でお出かけが
楽しいはずです♪



本場泥大島と言えば
奄美大島で織られて
生糸はターチ木で染
泥田でさらに
何度も染める
自然染 織の
物を言います
丹精込めて
織上げた布は
高級で村の人達には
ほど遠い物でした



薩摩絣が創製されたのは享保(1716~1736)と
いう説と元文(1740)の説が有ります
明治6年(1873)頃には奄美大島の
笠利、赤木名、竜郷、名瀬、大和村で相当の数が
織られました 
貧しさあえぐ奄美の人達に金銭の通用を教えた人が
いました。笹森義介と言う人です
それまで生活必需品は全て物品交換で行う
旧幕府時代と同じ生活をしていたので、笹森の提案を
取り入れて大山綱良は改革しようと思いました
この政策の裏には西郷隆盛のアドバイスがあった事も
推測されます


青い屋根の普通のちいさな家屋から発信



携帯が突然動かない!えっ どうしょう・・・
親機からかけても通じない???
初めての経験でした!
今や便利すぎて
知らない間にあちこちの
ニュースが深夜早朝構わず入り
小さい音がする (静かにしてー)と
言いたくなるくらい・・・
携帯そのものが賑わしい・・・
近くの携帯やさんに走りました(笑)
解決しました ほっ♪  さっぱりしました・・・
やっと無口の携帯になりました(笑)
知らない間にどこか入れたらしい・・・
あれこれ消してもらいました よかった(笑)
無事普通に開通しました・・
慌ただしいお昼すぎでした(笑)
やれやれ 世話のかかるお母さん・・・・(笑)

  


Posted by おかあさん at 15:09Comments(0) 紬のお話

2020年02月10日

本格的なつむぎ物語


本場奄美大島紬(7)
紬ができる工程に
まずこの釜が必要です
この釜で
下記のチップを
12時間くらい
煮て一晩置いて
水分を蒸発させて
後日再び煮つめて
テーチ木のタンニンを含んだ
濃い茶褐色煎液の中で
糸を揉んだり液を含めた
糸をたたきつけたりして
煎液を替えながら
約20回繰り返すうちに
糸は次第に赤褐色色に染まります
これを泥田で染めると
タンニン酸と泥の鉄分が化合して
糸が柔らかくこなされた
カラスの濡れ場色に染上がるのです





染料となる植物テーチ木
(シャリンバイ)と言って
奄美大島群島や台湾などに繁茂する
つややかな葉を持つ常緑樹です
4月5月頃にはピンクがかった白い梅の
様な花をつけ、秋には紫のちいさな実が
鈴なりになります
この辺りでは街路樹に植えられてもいます
この木の幹や根を小さくチップ状にして
上の大きな釜で煮つめます

この草木染の作業が
細い糸に丹精込めた仕事により
なによりも高価で 気持が込められた
一枚になるのです
皆さまどうぞ一代二代と伝わる大島紬を
ぜひご覧くださいませ
(資料室町加納許可済)

青い屋根の普通のちいさな家屋から発信  


Posted by おかあさん at 17:21Comments(0) 紬のお話