2020年03月14日
懐かしいあの日
あの頃・・・・
呉服屋を名乗らず
和裁を習っていました
長男次男には浴衣や
綿入りハンテンや
娘にはこのような
着物を縫いました
花筏模様ですが
正絹綸子生地に
緊張しながら縫いました・・・・
お祭り お正月に
毎日着物を着せて楽しみ
成長する子供たちの姿を
見るのが嬉しく過ごした日々・・・・
少し綿を入れた
被布コート
裏地は昔の
お古がついています
これを着た時
ほんとに可愛らしく
親ばか100%でした(笑)
赤はキラキラする生地
紫は白生地を染めて
再利用しました
着物とハンテン
これをみて思わず
笑ってしまう・・・・
エピソードが有ります
雛節句が近くなって
10畳の座敷に2飾り
大きな雛壇はここ狭しと
ケース人形の数々と
並びました♪
ある日娘にこれを着せましたら
次男が
「僕も着たい~!」 「着たい 着たい!!」
仕方がないのでこれを次男に着せて
娘には違う物を着せて写真を撮りました
3歳未満で年子の二人はとても仲良しで
しばらくそのまま遊んでいました(笑)
部屋中走りまわりはしゃいでいた二人
ほんとに懐かしい日々です
思い出すだけで胸がいっぱいになります・・・
青い屋根の普通のちいさな家屋から発信
洋裁より和裁が好きで
お針箱を見るのが好きで
出来上がる工程が好きで
子どもができる前から習っていました
呉服屋を開業することになり、まさかおかみさんになる
そんな事考えてもいませんでした・・・・
ご縁は不思議な事で、気が付けば今年秋が来ると
創業満50年となります
色んな経験を積み、お出合いし、学ばせて頂きました
暖かいお引き立て頂きまして本当にありがとうございました。
世界中コロナウイルスのニュースの時
こんな時期ですので目立つ行事はしませんが
感謝ばかりでお礼が追いつかい事に心苦しく思っております
今後ともどうぞ変わらず宜しくお願い申し上げます。
皆さまお身体充分に気をつけてお過ごしくださいませ
Posted by おかあさん at 17:05│Comments(0)
│日々の足跡