2025年03月18日
ひと昔のお話(2)
春から企画し
進めてきた図案に
色鉛筆で夢に
合った色を塗りました・・
驚くくらい色鉛筆を用意しました
イメージと実現は意外と
難しいくこの後
もっと繊細な色選びが
ありました・・・
糸色合わせです
沢山の糸が棚にありますが
絹の糸が発する
輝き 色 香り すべてが
宝物のように並び
私を迎えてもらいました

ここから本格的打ち合わせです
私の着物が夏物になっていますが
準備からここまで来るには
月日を重ねた証となりますね
機織り機1台で3本の帯が
織れますので
縦糸が基本的に
1色になります
そのために図案を
3点用意しました
例えば
出来上がりは
帯の地色はピンク
それに合う模様に
色合わせが大事になります
ここの機織り屋さんは
古くから高級帯を製作されて
織りてさんが心込めて
図案見ながらすくい織を
丁寧に織り込みました
すべて手仕事の帯が
ここに誕生した事になります
私が締める予定帯で
色塗が完璧では
ありませんが
地色は薄目のグレーです
椅子に座るおばあちゃん
横にまもちゃんがいます
夢のようなストーリー
楽しい日々だった気がします
楽しさ 優しさ 優美さ
帯の役目が何かの機会に
役立つことができれば
幸いでございます
(この帯の受注は終了いたしました
ご了承下さいませ)
皆様
訪問頂きありがとうございました
季節柄どうぞお身体おいといくださいませ
Posted by おかあさん at 15:37│Comments(0)
│日々の足跡