春の音・・・

おかあさん

2019年03月28日 19:28


あのおじさんがね
大きな石を
クレーンであげてさっ 
ここに積んだのさっ
そりやぁー 
えらい事だったよ!
毎日 それが  
趣味でさっ
元庭師さんでさっ 
腕前 100人まえさっ
ここはほんの 
隅だけどさ
まぁ 綺麗な
門番 かな・・・
毎年今頃 私らは 
あちこち 岩隅で
がんばるのさっ
まり屋の
おばちゃんが 来たよ
ここのお母ちゃんと
長い付き合い・・・友だちでさっ  
私らを なんやらかんやら話しながら
見渡していくのさ・・・
あのおじさんは 天国から見てさ
喜んで いるようだよ・・・
私らを大事にしてくれて  ありがと・・・さっ



帯〆のおはなし
貝の口紐




この紐の歴史は
鎌倉時代に武士が現れ
武具に必要とされて丈夫な
紐が必要とされました。
平安時代の貴族社会に
使われた雅で華やかな紐とは
対象的で、立体的で重圧感あふれた
たくましい物が必要とされました。
当時は主に
兜 鎧などに組まれたようです
民衆には程遠い高価な紐であった
事は確かです
当時の職人技は今に残っていますね


結んでみて理解頂ける 
安心感と高級感で
ご満足いただけます
用途は
色留袖 訪問着
附下 無地のきもの等
袋帯ご利用の時
締めて頂けると
理想的ですね
きゅっ しゃきっ 色合い
組み具合 手組ならではの
味わい 心地よさを
ぜひお確かめ下さいませ。


青い屋根の普通のちいさな家屋から発信

小さな普通の家屋で30年になりました
店構えをせず事務所と言う形でまいりました。
オリジナル制作は「作る」と言う思いより、
優美の中に 
楽しく 品格を取り入れて逸品を着用して頂きたい 
と思っています
平成もあと数日となりますが、
日本文化が少しずつ変化し、
着物を捨てると言う寂しいお話を聞いてがっくりしました・・・
生活様式も変わりつつ 洋式が普通になりました
せめて冠婚葬祭には日本文化着物を着て頂く事を
心から願うばかりの今日この頃です。
どうぞお付き合いくださいませ。

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