2014年06月02日

青葉をわたる風も夏めいて・・・


塩瀬絽生地に露草の花模様です。
今頃お単衣に最適な名古屋帯で
ございます。
なんといっても塩瀬の生地自体が
染具合とその中心となる模様がなんとも
言えない品の良さをかもし出してくれます。
帯揚げは絽ちりめんで市松模様の
ぼかし染めです。
帯〆も同色のぼかし夏用です。






大寄せの茶会に、音楽会、お食事会等
ご利用されたらいかがでしょか。
もう30℃超える真夏日に、硬くこだわらず、
軽く優しいおしゃれでこの初夏に最適かと
思います。
白の帯芯を使いますので、涼しげで、見た目も
爽やかです。
染め 織りのきものに応用がききます。



*暑くなりましたね~ と挨拶が変わりました。
 まだ早いと違う? そんな気がしていますが、
 日本の気候も変わりつつ、暮らし方や、服装 
 言葉が変化していきます。
 
 私が子供の頃祖母は袷の着物をほどいて洗い、ご飯を薄くのりにした所へつけて
 長い大きな板に布を張り、両手で伸ばしながら刷毛でさらに伸ばしていたのを
 覚えています。
 かわいた布は時折縫って、大事にたたみ新しい紙に包んでいました。
 今はかたずけると言う事は、捨てるになり、まだ使えるものを簡単に捨てます。
 着物はまだ使えるという事より、着ないから要らない観念が強いようです。
 さびしい限りですね 
 2,3日前から白系の塩沢の単衣を着ています。
 先日次男と出かける事があり、駅で待ち合わせしました。
 向うの方で彼は手を振ってくれました。
 日傘をさして歩いてくる私をどう見たのか、電車に乗車すると「暑くないの」と
 聞きました。
 「大丈夫 意外と涼しいんだよ。これはあんたが小さいころの着物でね
 2,3歳頃かなー」 「ふーんそんな昔か・・・」
 息子とこんな話をすること等ありませんでしたから、ちよっと嬉しく思いました。
 今日は従妹の形見の塩沢を丈直しして着用しています。
 それぞれに、思い出があり、ふと昔を思い出させてくれる着物です。
 せっかくある着物を着ないで捨てるは、やりきれない思いがあります。
 気候や文化の変化、暮らしの変化を考えると、仕方がないと言えばそれまでです。
 でも 着物文化だけは守る役目として、お手伝いしていきたいと思っています。
 母の思い出はそう簡単に忘れてほしくないと願っています。

青い屋根の普通の小さな家屋から発信
着物着付け教室 現代作法教室をしています。


Posted by おかあさん at 14:27│Comments(0)
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